可愛いわんこを迎えたけど、わからないことだらけ…。

そんなときは放置しないでこちらに相談を。犬のＰＴＡサポーターが丁寧にお答えいたします。

犬にとって食事は大きな楽しみのひとつ。でも自分では選べませんね。飼い主さんが何を与えるかでその犬の一生が決まってしまいます。

犬も人間と同じように栄養バランスは大切。市販のドッグフードは、その点ではバランスがとれていて与えやすいですね。

でもご存知ですか？ドッグフードには国などが定めた品質基準がないため、食材の質や人工食品添加物か含まれているものがあります。防腐剤や酸化防止剤、買い手の購買意欲を高める人工着色料、愛犬の嗜好性を向上させる人工香料なと、メーカーによって様々な人工食品添加物が使われています。

一時、中国製のドッグフードを食べた犬が死亡して社会問題にまでなりましたが、実は、こういった人工食品添加物には発ガン性物質の含まれているもの、人間用の食品には使われないものなど、体に害を及ぼすと思われるものも少なからずあります。それらが原因てアレルギーを起こした犬も少なくありません。 なので、ドッグフードを購入する際には、必す原料を確認し、できるだけ自然食材を使用したフードを選ぶことをお薦めします。

ちなみに自然食を与えると、糞の臭いが薄くなったり、毛並みがツヤツヤしたりという相乗効果もあります。室内飼いなら臭いもポイント大ですね。

食事同様におやつも大変喜びます。ですが、恒常的に与えると催促するようになってしまいます。

褒めてあげる時にいっしょに与えるのが一番いいのではないでしょうか。

また、ボールガムなどおもちゃとしても兼用できるようなものならストレス解消にもなりますね。

尻尾が下がったり、又の下に入れたりするのは恐怖感を感じているサインです。飼い主が抱いて上げたり、注意をそらすなどして他の犬がいなくなるのを待ちましょう。

犬の社会化とは、他の犬と遊ばせることではなく、迷惑をかけないということです。犬が常に平常を保てるようにするのも飼い主の責任といえますね。

飼い主となって最初の仕事がトイレのしつけです。これは早いうちに行わないと時間が経つほど覚えが悪くなり、犬のストレスも大きくなります。

しつけ方は簡単です。犬のトイレを用意したら、その子の小便や大便をそこにおきます。

次に他で排拙したらすかさずトイレまで移動し、「ここだよ」と臭いをかがせます。何度も根気よく繰り返すうちに、自然に覚えていきます。

ここで注意するのは、もし他でそそうしても決して叱らないこと。そしてできたときは、褒めてあげることです。根気よく続ければ1週間以内に覚えてくれるでしょう。

子犬の中には自分の排泄物を食べてしまう子もいます。原因はいろいろいわれてますが、遊んでいるうちに、ついでに食べてしまうというのが正解のようです。

時間が解決してくれるケースがほとんどですが、こまめに糞を取り除いたり、「糞ドロップ」という食糞を防ぐといわれる汁を飲ませたりなどで対応して見てください。

あと、これも注意ですが、決して叱らないでください。基本的に犬は褒めて育つ動物です。叱っても何が悪いか判断できず、ただ恐怖心だけが育っていきますので。